ドキドキイビキ職人みみはなこのブログドキドキ 
いびきと睡眠時無呼吸 で悩む
すべての人々とその隣で眠る相棒たちに
捧げるメッセージをお届けすべく始めました。
アメブロの過去のブログをご覧いただければ、
いろいろなパターンのイビキに悩む
愛されるべき人たちが織り成す物語をお楽しみいただけます。  
なにかのお役に立つこともあろうと思います。
ラブラブ どうぞよろしくお願いします ラブラブ

先日、
京都市美術館に
バルチュス展に
行って参りました!
バルチュスは、もう、30年近く前になりますか、同じ京都で展覧会があったときに観に行きましたが、それ以来の大きな展覧会。
当時はシュールレアリスムに傾倒する美学科の学生だったあたしは、平均台の上で足をあげるように、椅子に座る少女と、独特のスモーキーな色彩に心奪われたものでした。
長い年月が経ち、画家はこの世を去り、そして、巨匠と呼ばれる人になりました。
そのころはまだ若かった、30歳近く歳の差の日本人の奥さんの節子さん。この方も絵を描かれていることは知っていましたが、いくつも本を出版されていることは今回会場の売店で知りました。
スイスの古き館グラン・シャレに今も住み、着物を召して暮らしていらっしゃるそうです。こんな人生もあるんだ。

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この本。
100歳のご婦人の天晴れおしゃれ!
すべてカラー写真です。
さすがニューヨーク。
奇抜とも言える装いですが、女はこうでなくっちゃ!
元気が出ます。ほんとに。

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おはようございます!
朝から暑い!
7月最終週です。
今朝は息子Bの運転で南阪奈、出勤途上。
まさに、絶夏日和。
この風景好き。

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二上山とデンプン工場。

今週もがんばって参りましょ!

みなさまも、よい夏の一日を!


亜急性甲状腺炎という病気。
今月は亜急性甲状腺炎が2連続。
亜急性甲状腺って?
とここまで代名詞を使わず、
なんども亜急性甲状腺炎と書き続けているのは、これを読んだ人にこの病名を心にとどめておいてほしいからです。
実は、
自分も、この病気には苦い思い出があります。
10年以上も前になりますが、
50代の男性が、ノドが痛いし熱っぽいと言って来院。ちょっと扁桃腺あたりも赤かったし、単なる咽頭炎として、抗生剤やなんかを処方して帰っていただいた。4.5日して再来院され、まだ痛みと微熱がとれません、と。
そこで、痛い場所を詳しく尋ねると、首のあたりを指差して、
ココと言われ、
ソコを触ってみると、
外から触るだけで痛いと言われ、
あらら!こりゃ、甲状腺だ!

甲状腺は喉仏の下あたり、気管の前にくっついているハート型(一般に蝶が羽広げた形と言うが、あたしは蝶が大嫌いなので(^^;;) ハート型した小さな内分器官ですが、
その上の端あたりに圧痛がある。
亜急性甲状腺炎だ!

血沈促進。CRP上昇。甲状腺機能亢進。

ってことであわててステロイドを処方したのでした。

亜急性。急性でも慢性でもなく亜急性。経過が緩慢という意味ですが、
診断つけてクスリ飲めば比較的すぐに消炎します。
このことがあってから、何人かの亜急性甲状腺炎を診ましたが、ほとんど、自分の苦い経験通り。他院で、カゼとかなんとかでクスリもらったが治らないって人たち。
だから、亜急性甲状腺炎。ちょっと覚えておいてほしいのです。
亜急性、だけあって、今月みえた方は発熱して10日以上経っていましたが、血液検査では血沈促進はもはやありませんでしたが、2日で症状はなくなりました。

というわけで、亜急性甲状腺炎。

詳しくはウィッキでも検索してください(o^^o)


近鉄特急に乗りまして、
近鉄特急は京阪とか阪急とかと違って、別料金が要るわけでして、
しずかに本読みメールチェック、それと、ブログ更新、などをするにはいい環境なわけですが、
隣にすわったオバさんが、といってもあたしもオバさんではありますが、もうちょっと歳上のオバさんね、
通路隔てて向こうのオバさん二人と喋りまくり、
聞きたくもないのだけど話内容が聴こえるわけで、
布施で鶴橋と間違えて降りた話とか、全くどーでもいい話を大声でしてまして、
降りる間際に言いました。

「あらぁ、もう着いたわ。しゃべってたら早いわあ。主人といっしょやったら、なっがい長い!ぎゃはっは〜」

オバさん編 時短の妙技、ですかね。
あたしは時短どころか早くこの席を立ちたくて仕方なかったですが。
しかし、こちらはちょっとしたブログネタいただきましたぁ。
といっても各車両に必ずいますけどぉ、こんなオバさんたち~_~;

梅雨明けが待ち遠しいです。


あたしは大和三山の真ん中に住んでいます。生まれも育ちも海のないココ。あたしんちは藤原京の西北の角地。地面を掘れば大和朝廷の遺構が必ず出てきます。
あ、それはそうと大和三山ってご存じですか?そんなこと聞く方が失礼ですね。畝傍山香具山耳成山。

香具山は 畝傍を愛しと 耳成と 相争ひき・・・
香具山は 畝傍雄々しと 耳成と 相争ひき・・・

上は畝傍山という女性を香具山と耳成山が取り合ったということ。

下は雄雄しい畝傍山を香具山と耳成山という二人の女性が取り合ったということ。
さて、どちらに一票?

そんな大和三山の真ん中に畝傍駅というJRの駅があります。その昔昭和天皇が神武天皇御陵にお越しになったときにお召し列車が停車した駅で貴賓室も残っています。ここを毎朝7時半発の電車に乗ること19年目。構内には柘榴の木があります。

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夏の間にどんどん赤くなっていきます。
あたしはこの駅を柘榴の駅と呼んでいます。


本日の無呼吸さん。隣の家の人にご主人が「すごいイビキやね。」と言われたらしいのです。そのイビキ、実はご主人のではなく奥さんの大イビキ!

優しいご主人は訂正せず、自分が身代わりになって、その場は笑って謝罪したそうです。が、お家に入って早速・・・・・

隣人にまで指摘されてしまったイビキ!何とか出来ないものかなあ。と二人で検索した末、ご来院です。

このご夫婦はご主人が優しいからまだいいのですが・・・・・・・・。

もうお一人の女性患者さんはイビキのせいで

寝室別→家庭内別居→離婚

の道を歩んでしまわれたのです。

これ、ホントの話ですよ~。

 


「セラピューティック リフレクソロジー」という本を翻訳者の松下ひとみさんからご献本いただきました。

翻訳者のひとみさんは親友ですが、翻訳中ときどき解剖学的な質問をされてタジタジでした。

産みの苦しみの末、出版された本はまことに素晴らしいものでした。

経絡を習いに台東区入谷まで通った日々を思い出しました。

あたしたちの臨床、日常診療にも代替補完医療が関わってくる時代になりました。怪しげな代替医療なるものも数多くありますが、例えば、医師でもマッサージやアロマセラピーを受ける機会はありますし、患者さんからこのサプリは飲んでもいいかと質問されることもありますから、知らぬ存ぜぬでは通れないのです。

この中の一文に心惹かれることが….
鼻の穴の粘膜と皮膚の境目に痛みを和らげるツボがあるというのです。
詳しくはまだ検証していませんが、
鼻と喉の間には感染のフォーカスになる部分があって、そこをケアすることで様々な遠隔部の症状を緩和出来ることがありますから、身体は経絡やその他のラインで繋がっているのだと改めて思いました。
身体はますますおもしろい。

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