高倉健映画「新幹線大爆破」の時代ー人口ピラミッド考察

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高倉健さんがお亡くなりになり、あたしは任侠映画などに親しんだ世代ではないのですが、それでも時代のメルクマール的存在だった高倉さんに哀悼の意を表したいと思います。この一週間に観たのは、「あなたへ」「幸せの黄色いハンカチ」そして、世界的評価が高いとYahooニュースで見た「新幹線大爆破」
ハートウォーミングな作品群については、今日は書きません。
タイトル通り、「新幹線大爆破」です。
これは1975年の映画です。「スピード」の原作にもなっているそうです。一度観た記憶があるのですが、映画って自分の年代進行具合で見方がかなり変わりますね。ストーリーも面白いのですが、今は亡き俳優さんたちがいっぱい出ててその時代の超大作という感じです。高倉健さんは犯人役、宇津井健さん、志村喬さん、丹波哲郎さん、など。
あたしが印象に残ったシーンをひとつ書きます。海外逃亡を防ぐため出国者名簿をチェックせよと命令を下す、すると、それは膨大な数ですよという部下に対して、「女子どもと50歳以上の老人を除けば数はへる」と答えるのです。
へ?50歳以上の老人⁉️
1975年当時は50歳以上は老人なのお⁉️
かなり、引っかかったあたし。
このことを話題にしてお互い笑い合えば食卓も賑わう、ぐらいの気持ちで言うと、安易な発言にはいつも苦言を呈するOTTOちゃん、やはり、きたっ。
それは1975年の年齢別人口比率を調べれば当然のセリフとわかるはず、だって。まるでこちらは宿題を調べる小学生や。
しかし、実際下の人口ピラミッドを見たら納得です。

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1975年では、人口の25パーセントが50歳以上。2010年では60歳以上です。
なーるほど‼️