うすい。芽生える季節。

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雨水と書いてあまみずとは読まない。
うすい。
二十四節気のひとつである。
今、である。
初めて知ったとき、これが6月の節気名でないところがおかしかった。
天から降りる水玉を想像してはいけない。土にしみ込む水。冷えて乾いた土がごくごくと水を飲み込むのだ。

ところで発芽の3条件を知っていますか?
水、温度、酸素。
はじめ、温度のところを光と書いてしまった。小学生の試験ではマチガイにされる。光が当たって温度が上がるんだから、あながちマチガイでもない。酸素を空気と書いても、空気の中に酸素があるのからあたしならそれもマルだな。では、水を雨水と書いたら?大地に供給される水分はほとんどが雨水なんだからそれもマル。太陰暦という伝統ある暦学で、雨水、と言っているじゃないか。

雨水。雪が溶けて雨水となり土がゆるんで植物が芽生える時を表す。
恵みの うすい。

あたしたちも芽生えたい季節ですね。

ミモザも木蓮もほら!

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