Bスポットとは鼻とのどの間にある、のどちんこの裏側、
子どもの頃にアデノイドがあった場所のことです。
そこに、口の中から器具を用いて塩化亜鉛溶液を塗布する方法がBスポット療法です。
塗った後にしばらく続くヒリヒリ感を我慢して頂ければ、大きな効果が期待できます。
この療法は実は古くからあり、東京医科歯科大学の元教授であった堀口申作先生が考案されたものです。
(現在、長崎のささの耳鼻咽喉科クリニック様において積極的に治療を行われており、
当院も参考にさせて頂いています。)
(1)咽頭炎(のど風邪)
(2)鼻づまり、後鼻漏
(3)頭が重い感じ、肩こり
(4)耳管開放症
(5)めまい
(6)その他、アレルギー性鼻炎、掌蹠膿疱症、Iga腎症、アトピー、喘息などに効果があるという報告もあり)
※新型コロナの後遺症の原因に慢性上咽頭炎が挙げられ、Bスポット治療が効果を 示すという報告があります。
まだまだ新型コロナが新しいウイルスであることから確定的なことはわからないものの、
Bスポット治療は安全な治療法ですので、ご希望の方には当院でも治療を行っています。
(ただし新型コロナに罹患して日が浅く、療養期間中の方は治療ができませんので悪しからずご了承ください。)
こちらの書籍もぜひご参考ください。
(1) | 上記の症状が強い人ほど(特に咽頭炎)それに比例してヒリヒリ感が強くなります。 ヒリヒリ感が長い方で半日ほど続く場合がありますが、そういった方ほど治療を続けていただく価値があります。 |
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(2) | Bスポット療法の実施後、鼻水・痰がでることがありますので、その都度ティッシュなどで外に出すようにしてください。 |
(3) | 軽いかぜの症状のような方では1度だけの治療で症状が改善する場合がある一方で 炎症が強い場合は週に1〜2回、合計10回程度を目安に治療を受けて頂くのが理想的です。 |
(4) | Bスポット療法は現在受けていらっしゃる治療法の補助的な位置づけですので、現在の治療法などを否定するものではありません。 |
2回目にこの治療をうけたのは
風邪気味のときでしたが、その時はかなり染みました。
でもその後に症状がかなり楽になりました。
のどの炎症に効くと思って塗ってもらったんですが、
急に鼻がとおるようになって思わぬ効果もありました。
私は毎日先生に塗ってもらってます。
通年性のアレルギー性鼻炎と花粉症があるのですが、
塗ってもらうようになってから、鼻の調子が随分とよくなって
今度の花粉症も乗り切れそうです。