ドキドキイビキ職人みみはなこのブログドキドキ 
いびきと睡眠時無呼吸 で悩む
すべての人々とその隣で眠る相棒たちに
捧げるメッセージをお届けすべく始めました。
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梅雨空の大和三山。上から耳成山、香具山、畝傍山です。

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潤いが花や実を育ててくれました。やまももともみじの「実」。そして、近所の軒下にツバメっ子たち。

花は実に不思議な形をして登場してくれます。
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右はどこででも見るツユクサ、雑草の部類に属するものですが、青い花びらの下の黄色い部分、よくみると、ひとつひとつが花の形をしています。その下にビヨーンと伸びといるのがおしべでしょうか。

左は橋本のヒロ画廊ゆりの木の窓辺で咲いていた、多肉植物のお花。なんて可憐。小宇宙の中の小宇宙。調べてみると「エケベリア 花うらら」と言う種らしいです。

最後にモリアオガエルの卵たち
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木の股に白いメレンゲ。ここでおたまじゃくしになって下の湿地に落ちるそうです。

雨の雫が連れてきた生き物たち。


あまのじゃくなんでしょうね。

流行りの言葉らしいが、好きになれない。

「神対応」

なんじゃこれ。
と思ったのはあたしだけ?
要するに神様のような対応ってことでしょ!(まんまですが)
なにが気にくわないのか。さほど大したことないことをほめたたえて「神対応」などと言ってるから、かしら。よほどすごいことなら納得するでしょうけどね。
日本語として広辞苑に出てても、広辞苑は流行って日常語になったものも載せてくるからなあ……やはり陛下や皇后さまがお使いになる美しい日本語でないと。
しかし、正しく美しい日本語でも、このところ耳について気にくわない言葉になったものがある。
「真摯」
とても美しい日本語なのに、せこいお方が連発してイメージダウン。
「精査」
紹介状を書くときに常用していたが、なんだか薄っぺらく成り下がってしまったなあ。
今日見つけた記事。


神業の持ち主。これぞ神。

梅雨の晴れ間に山法師がきれいです。

さて、本日の診察室です。

こんなノリでばっかりやってるってわけではありませんが…..

〈mさん 70歳男性の場合〉

センセ、今度のクスリもイマイチですわ。他の出して。数撃ちゃ当たるやろ。

(^^;;

へたな鉄砲ばかり撃ってるわけじゃありませんが…….一発でピタッと当たるイイ仕事もしてまんねん。


やまももの実も付き始めました。これからふくらんで赤く熟れてゆきます。

〈Kさん 56歳女性の場合〉

あのう、前の前に診てもらった別の先生のクスリより、前にみてもらった先生のクスリがよく効いたんですけどぉ。

前の前?

ちょっとゴツイよう肥えた先生でしたけど。

前の前も、前も、あたしですけどぉ?

え?そうでした?でももっと歳もいってましたけど。

少々ふくらんでもこれから熟れてゆく年頃ならいいんですけど…..

日々七変化を目指しますかっ。紫陽花の季節ですものね。

山法師の写真を撮りながら、なんでこの花を山法師(=僧兵)と呼ぶのか気になりました。白い4つの花びらが僧兵の白い頭巾に似ているからですって。

絵の中の猫はタローという。本の向こう、ひとの枕の上に厚かましく座っている猫はタビーという。例えばフサフサの長毛種ならば、このタローとは似ても似つかぬが、タビーは厚かましついでに、絵のモデルにまでなったタローと似てなくもない。

この絵は長谷川潾二郎という画家が描いた。

奇譚検索で引き当てたのが、左の画集長谷川潾二郎「静かな奇譚」

あたしの中では最近の大ヒットだ。

長谷川潾二郎。

知らなかった。

タローの寝息が静かな空気をより澄ませる。

ここから引き当てたのが、

何十年ぶりに出逢っただろう。洲之内徹。

洲之内徹が、惚れ込んだのだからまちがいがない。その昔芸術新潮で「気まぐれ美術館」を書いていた人だから。

洲之内徹が「盗んでも自分のものにしたかった絵」  である。

お気づきの人はいまい。右の「長谷川潾二郎ポストカード」のタローには他の表紙のタローにある白い髭がない。

洲之内徹は長谷川潾二郎に髭を描くように頼むと、猫がこのポーズをするのは年に2回春と秋だからその時にしか描けないと答えたのだと。

じつは若いころ気まぐれ美術館でこの猫に出逢っているかもしれないあたし。しかし、そのころは躍動する奇譚に傾倒し、素通りしていたのだ。

今はタローに会いたくてしょうがない。

洲之内徹の死後コレクションは宮城県立美術館に寄贈されたという。

ここも2度も訪れているのに素通りしたのか。

年月が経って静かな奇譚に心惹かれるようになった。さて、仙台だ。

「家守綺譚」という梨木香歩さんの連作型小説を読んだ。これはなるほど奇譚であーる。

次に奇譚好きの自分は同じ目に会いたいと同じ作家の「裏庭 」を読み始めた。

しかししっくりこない。アマゾンのレビューを読み直したいくらい自分にはしっくりこない。なぜだなぜだ?

これはファンタジーだからだ。途中、これは「トムは真夜中の庭で」(フィリッパ ピアス)と似たものか?と疑い始めたが、やはり、、、だって、あたしは「トムは…」を何度か読もうと挑んだのだが、何度も挫折したのだから。この手のファンタジーはどうも苦手なんだ。子どもたちがスラスラ読んでるのに、、、

で、奇譚にもどって、良い奇譚はないかと検索。

おりしも、FBでかの鳥獣戯画のフィギュアを紹介している人がいてチェックしていた。

アマゾン検索「奇譚」で出てきたのは、奇譚クラブのフィギュア!コップのふちこさんをはじめとする面白いフィギュアをコツコツと(とあたしが思う)作っている会社が奇譚クラブらしい。しかも、なんと鳥獣戯画フィギュアもここの製作とは!

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このガラスのゴブレットはヒロ画廊の奥様んち「ゆりの木」で見つけたものです。7つのカエルさんとウサギさん。淵に引っ掛かってます。

最後に綺譚と奇譚、どないちゃうん?

綺譚は永井荷風が「濹東綺譚」を書いたときに造語したものらしいです。

次回は奇譚検索で見つけたもうひとつのびっくりお宝を紹介しますね。