ドキドキイビキ職人みみはなこのブログドキドキ 
いびきと睡眠時無呼吸 で悩む
すべての人々とその隣で眠る相棒たちに
捧げるメッセージをお届けすべく始めました。
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いろいろなパターンのイビキに悩む
愛されるべき人たちが織り成す物語をお楽しみいただけます。  
なにかのお役に立つこともあろうと思います。
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万葉まほろば線に名前を変えてから久しいこの単線の中でも、ちょっと豪華な畝傍駅を毎日通勤で利用しています。豪華な、というのは、昔陛下が神武天皇陵に行かれた時代にはお召し列車が停まり、貴賓室がある駅なのです。

大きな柘榴の木があります。カラスが実を啄ばむばかり。手を伸ばせば採れる衝動に毎年襲われる。一方で落ちた柘榴の実は妙な連想でワタシを乱すこともあります。


本日の無呼吸さん。婚約者にイビキをなんとかしてくれないといっしょの部屋では寝られないと言われた30代前半の男性です。

最初に来られたときは、イビキに悩んでいますということしかおっしゃらなかったのですが、

検査結果を聴きに来られたときに、
ひどい無呼吸もあると伝えると、
無呼吸に驚かれると思いきや、
イビキのことにしかアタマが働かない様子。

無呼吸指数といいまして、
一時間に10秒以上の無呼吸が何回あるかを示す数字が48
重症の無呼吸さんです。

CPAP保険適用なので勧めてみましたが、
それもカッコウを気にして付けられないと言われます。

とにかく、このままではいっしょに寝てもらえないことが切実なお婿さんなのです。
この方のノドの形を診ますと、
扁桃腺が大きくもなく、
体格やせ型だし、
ノドの肉付きがたっぶりでもなく、
比較的ワイドです。
ノドちんこがやや垂れ下がっている感じがしますが、それを切ったところで、そんなに効果が出ないと判断しました。
やはりこの無呼吸では、CPAP。フィアンセを連れてきてもらっれ説明します。
最近では、お嫁入り前のお嬢さんがイビキに悩んで来られるケースは減り、新婚夫が妻にやかましいと言われて来院されることが多くなりました。
独身女性にCPAPを勧めても、以前は当然拒否だったのですが、最近はすんなり受け入れて下さることが多いのです。

本日の無呼吸さんは男子高校生です。
イビキは前からかいています・・・やや肥満かな。

朝は一旦起きはするのですが、お母さんが出勤してからに二度寝してしまいそのまま昼まで起きられない日があるそうです。
学校へたどり着いても授業中もこっくりこっくり。

で調べてみますと、すごい無呼吸も!

うら若き高校生にCPAPもどうかと思いましたが、お母さんはかなり積極的。当の本人も受験生という自覚はあり何とかしたいといいます。
CPAP使用していただくと、
すっきり!!

朝もしゃきっと起きられるようになりました。

二度寝することもなくなりました!居眠りもなくなりました!
来春の吉報をお待ちしています。

小学生でも朝起きられない子どもがいます。
実はそんな子どもたちの中に隠れ無呼吸さんがいます。
イビキをかいているお子さん、ホントは熟睡できてないことも多いのです。

ちょっとお子さんの睡眠を観察してみてください。


金縛り

って会ったことありますか?

とはいっても、自分のその状態が金縛りなのかどうなのかよくわからない人もいらっしゃるのではないかと思います。
あたしもそうでしたから。

簡単にいえば眠りに陥るときの幻覚です。
体を動かそうと思っても動かせない状態になります。
どの年齢層に多いかというデータは見たことがありませんが、大学生での金縛りの体験度を調べた人がいます。
それによると経験率は40%!
うちのスタッフに聞いてみたところ今日のメンバーのうち半数が経験者でした。

自分は未経験だけど、夫が金縛りに会っている時、うめき声が聴こえるというスタッフもいました。
自分もうめいているのだろうか!?

体を動かそうとしてすごく力を入れてるような気がするので、きっと声も発してるのでしょうね。

コレって病気?

たしかに金縛りはナルコレプシー(突然眠り込んでしまう睡眠発作症)の症状のうち入眠時幻覚症状だけを体験しているようなもの。

しかしナルコレプシーに移行する心配はなく特別な治療も必要ありません。
起こりやすい状況としては、身体的精神的ストレス、睡眠覚醒サイクルの乱れなどがあるそうです。
この金縛り、自分がなったときは、
ある決まった部屋で寝た時が多く、自分の布団の横に黒いマントを羽織ったドクロがいたりしたので、
なんだか霊的なものを信じたり、幽体離脱の前触れではないかと思ったりしたものです。しかし金縛りは心霊現象ではありません。睡眠障害の一種です。

自分は年齢とともに回数が減ってきたような気がするし、
ご老人で金縛りのことをいう人は少ないので、若い人に多いのかも知れません。

睡眠って不思議。
やっぱり奥が深い。


今日は、特発性過眠症の疑いの2症例。

20代と30代のどちらも女性です。

この方たちの訴えは、とにかく眠いこと。
二人とも、ちゃんとお仕事されているのですが、人との対話中にも眠くて、たまらなくなるのだそう。
二人とも、とても知性的な感じの方で、自分の状態が睡眠時無呼吸からくるのではないかと、自ら疑って来られました、が、たいした無呼吸はなかったのです。
ただし、一人の方は、集中的に無呼吸の出る時間もあるにはあったので、試しにCPAPを使っていただきましたが、全く効果ありませんでした。
これは、ナルコレプシー?
寝落ちの仕方がちょっと違うような印象です。
20代の方を潜時睡眠検査をお願いしようと、ある病院の精神科を紹介したら、
特発性過眠症ではないかという返事が返ってきました。
この病気、なかなか実態がわかりにくいのですが、ナルコレプシーの一種に位置づけられることもある、睡眠障害です。
読んで字のごとく、特発性、つまり原因不明の眠たい病。
あたしは、30代の方は、この疑いもあるけど、イビキも伴うことがあるし無呼吸もあるにはあるので、実は、UARS(upper airway resistance syndrome)を疑っていたのですが、CPAPに抵抗するとは…..
おひとりは覚醒を促す薬、(といっても決してカクセイザイというやつではありません!!!)を服用されるようになりました。

まだまだ睡眠は奥が深い。

コロナ後遺症にBスポット治療が効果的とメディアで取り上げられたらしく、Bスポット治療[上咽頭擦過法]を希望される患者さんが増えました。

今日は実際にやってみた例をご紹介。

昨年に罹ってしまった40代男性。今も体の力が抜けた感じ、緻密な思考が出来ない、持続力がないなどと訴えられていました。1週間に2.3回Bスポット治療を行い、3週間目、「3歩進んで1歩下がる感じ」とのこと。

8月に家族感染した30代の女性。この人は頭痛、頭重感、なんとも言えない倦怠感が続いていました。Bスポット治療初回から毎回毎回薄皮を剥ぐように良くなってきた。とうれしいことをおっしゃい、本日6回目でした。

時間が癒してくれるというのもありますが、やはりなんらかの効能はあるのかと思います。

Bスポット治療の方法はHPをご覧下さい。

ほかにも、オンライン治療で東京の医師から漢方薬を処方されていましたが、効果がイマイチとのことで、漢方薬を変更しBスポット治療をやってみたら、かなりスッキリした方もあります。漢方薬の併用もいいかもしれませんね。

またもう少し経験を積んだら、わたしなりに考察して、UPします^_^

 

 

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6406662

デイリー新潮に出ていた記事ですが、まさにこれ!リアルです。続きがあるようですが、この出会った「ある治療」こそCPAPです。


夜、眠りに就こうとしたら、

なんだか足がむずむずするあしという人いませんか?

これ、立派な病気だってご存じでした?

病名はなんとそのまま

むずむず脚症候群

洋風にいうと、レストレスレッグス症候群

とにかく、むずむずして眠れないのだそう。

しかし、これには薬が効くのです。

が、この記事

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つまりは、むずむず脚症候群にCPAPが効果あったと言うてます。

CPAP使用の保険適用にむずむず脚症候群は入っていませんので、むずむずするだけではCPAPを勧められませんが、無呼吸も伴うことが多いかも知れないです。
あたしは、むずむず脚症候群に無呼吸を伴う症例を経験していますが症例が少ないので、CPAPが効果ありとははっきりいえませんでしたが・・・

” むずむず脚症候群 ”

気になる人は 神経内科や精神科のサイトも検索して見てください。