ドキドキイビキ職人みみはなこのブログドキドキ 
いびきと睡眠時無呼吸 で悩む
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久世光彦さんの「向田邦子との二十年」

を前回紹介しましたが、その70ページに、

なんとも今の自分をかくも端的にかくも滑らかに綴っている一文に出会いました。

《あのころは、若いということにあまりに忙しすぎた。》

持て余した「ヒマ」さえ忙しい時間だったのです。

と思ったら、久世さん、ちゃんと書いてくれてる。

《無為に過ごすことも含めて、時間がいくらあっても足りなかった》

しかも、久世光彦さんは美学科。(ワォッ!あたしと同じやん!でもあちらは東大でしたぁ)「西洋美術史」「ラファエル前派の運動」などが飛び出し、幸い自分はまだ老眼鏡の世話にはならずとも本を読めますが、今の心境に鋳型のようにはまるのです。あたしのつまらぬ前置きよりも、直に読んで下さいませね。

 

さて、残された人生時間で、自分の空洞をどれだけ埋められるか。

《少なくとも知的に生きようとするとき、人生は倍の時間が要る》


なんだ、これは?

青山通りの喫茶店に久世光彦と向田邦子がいる、その姿がコマ送りで自分の目ではっきりと見えるのだ。

第一話の第一節を読む。それはただ、喫茶店で久世光彦が向田邦子を待つだけの描写で感動を呼び起こす場面でもないのに、泣けてくる。そこ、泣くとこちゃうやろ!と独り言。

久世光彦の文章はあたしの中では数々のブンゴウを押しのけてトップだと思っていました。

先日、ここでもちょっと書きましたが、黒柳徹子さんの「トットひとり」に触発されて向田邦子さんに関連するものを読み直してみたい、と思っているところでした。するとこの本が自分の前にすっと現れたのです。親友と本屋で待ち合わせという素敵なシチュエーションで。

久しぶりの久世光彦さん。ドラマを作る人だから、なのか、それにしてもこのモノクロームの艶やかなことよ。白い雨、ベージュのスカート、色彩は豊かなのに、自分の目に浮かぶ画像はモノクロ。

久世光彦、やっぱりいいなあ。

言葉の錬金術。

 
第一話第一節で涙してる場合ではない。

この錬言術師が詰め込んだ言葉の宝石箱をいくつ開けることができるのでしょう。  
 

二十四節気は夏至です。

言はずと知れた夏至は

一年で一番昼が長い日でございます。

ということは、これから日が短くなる方に向かうわけです。日が長くなってゆくのは陽に向かう気がして気持ちも明るい。だけど、こういう頂点に来ると”あとは下るだけ”みたいな感じがするのはあたしだけ?ネガティヴ思考でしょうか。

とにかく夏に至ったわけですが、あとは下るどころか、これから上がる上がるどんどん気温は上がるのです。そこんとこはポジティブでなくていいよな。暑いの苦手ざんす〜。

さあて二十四節気夏至の七十二候は…

初候は乃東枯。乃東とは夏枯草のこと。夏枯草?靫草(ウツボ草)のこと、らしい、がますますわからない。検索。漢方に利用されるらしいです。

次候は菖蒲華。これは文字通り、あやめが咲くのですね。

末候は半夏生。半夏は烏柄杓カラスビシャクのこと。半夏も漢方でよく使いますが、カラスビシャクという植物の根だそうです。それにしても、こんなものに薬効を見つけ出すなんて、すごい、としみじみ思う夏至の日なのでした。 

 

左、靫草。右、烏柄杓。画像拝借。

ウツボとカラス。どっちが効きそうですか?

今日は親友ひろこちゃんとルクアで待ち合わせて、梅田蔦屋書店探訪。カフェ併設スタイルでナカナカ楽しいところです。 

このごろではネットで得た情報をネット検索し、レビューとやらを見て、良さそうならAmazonで1クリック購入が自分も定番になりつつあります。が、今日は久しぶりにゆっくりと本屋で本を眺め、手に取ってめくりました。何冊かの欲しい本を見つけました。軽くて持ち運びが楽な文庫2冊だけ買い、あとはチェックだけ。帰って再検討してAmazonクリックになりそう。

きっとあたしだけではないだろうな、こんなやり方で本を買うのは。

カフェはにぎわっておりましたが、本のレジはがらがらでした。ちょっと経営面を考えて心配になったあたしたちでした。

お昼はさらに一階上がった10階のレストラン街に。

お食事の前にちょっと失礼しましたら….

なんとまあ!

絶景かな絶景かな!

   

ルクア10階女の子のトイレから 眺める大阪駅です。

女子の方、一度ご覧あれ!


「Once there was a way
   To get back homeward

   Once there was a way

   To get back home

   Sleep,pretty darling,do not cry

   And I will sing a lullaby

   Golden slumbers fill your eyes

   Smiles awake you when you rise

   Sleep,pretty darling,do not cry

   And I will sing a lullaby

   Once there was a way

   To get back homeward

   Once there was a way

   To get back home

   Sleep,pretty darling,do not cry

   And I will sing a lullaby

かつて そこには

故郷へと続く道があった

かつて そこには

家へと続く道があった

眠りなさいな  かわいい子 泣かないで

子守唄をうたってあげるから

黄金の眠りがあなたの瞳に満ちて

あなたが目覚めたとき微笑みが迎えてくれよう

おやすみ かわいい子 泣かないで

子守唄をうたってあげよう

かつて そこには

ふるさとへと続く道があった

かつて そこには

わが家へと続く道があった

おやすみ かわいい子 泣かないで

子守唄をうたってあげるね」

GOLDEN SLUMBERS

先日ポールが来日したときにコンサート行った知人がこの歌をポールが歌ったときは泣きそうになったと言っていました。

聴きなおして、歌詞を読みなおし、訳してみますと…

大人たちへのlullaby

この歌を歌ってもらいながら床につく。

小さな幸せ。

いずれこの歌を歌ってもらいながら死の床につけるなら、

それは最高の終わり方だなあ。

  
本当はこの美しい歌に因んでぐっすり眠れるためにはいびきや無呼吸は大敵です、ということを、説きたかったのですが、これを聴いているうちになんだか幸せな気持ちになって自分も涙….

http://video.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&dd=1&p=%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC+%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BA


   

 流行りの歌などなくていい。

しかし肴は炙ったイカではいけない。

  
灯りはぼんやり灯りゃいい。

しかし店にはこの人がいなきゃいけない。Masami Kitagawa

いまは、耳に関わるシゴトをしている自分ですが、耳からの入力システムにはやや不具合が生じやすく、ジャズなどは手品のバックみたいに思っていた無謀な青春時代。しかし、しかし、スウィングとは、さらに言えばジプシースウィングとは、オトナのための音楽でありすごく上品なものであると再認識。

流行りの歌ではない、まさに古き良き時代から歌い継がれてきたスタンダードをキッパリキッチリ歌い上げる。品があって心地よい。

このジャケット、裏面↓

 
機械式時計とマン・レイのアングルのバイオリンからのインスピレーションならぬ“imagination”

雨の夜に。

まちがっても、

炙ったイカを齧りながら、雨の慕情、などを聴いてはいけません。

しっかし、あたし、八代演歌も好きなんだよな(・・;)

こんな変な紹介しちゃって北川真美さぁん、ごめんなさい(^^;;

 


二十四節気は芒種です。

芒とは?禾(のぎ)と同義。

禾とは?イネ科の種のもみ殻の尖った部分を表すらしい。そのイネ科の穀物の種を蒔く季節だそうです。

七十二候は

蟷螂生

腐草為蛍

梅子黄

かまきり、ほたる、うめ。

なんと豊かな時候の表現でしょう。

昨年冬に小さな盆栽としていただいた梅の木を庭に植えておいたら、まだ30センチにも満たない背丈なのに枝の中ほどに梅の実が成っていました。

まさに梅子黄。

 
梅の雨と書いて梅雨。恵みの雨となりますように。

次回は雨の夜に優しい音色をご紹介します。


駅のポスター。チラ見して通過したが、ん?戻ってジロ見。

ものすごくおもしろいアングルから、

ものすごくおもしろい構図で、

ものすごくおもしろいものを撮影しています。

  
よく見てもこのお風呂どうなってるのかわかりません。混浴なのか、段違いになってるのか。

ヨガの達人みたいなおじいさんの鳥瞰入浴図。実に楽しい。

しっかし、どうやって撮ったのかな。おじいさんのアタマの位置も絶妙!

スタジオパークからこんにちは  という番組にIKKOさんが出ていました。

 

今や知らない人がいないIKKOさんですが、この人のスゴさはホカノヒトトチガウことに悩み考え続けた生い立ちがあってこそのものだと改めて感服いたしました。

テレビで面白いことやおばかなことを言って我々に娯しみを与えてくれる人々の大半に言えることでしょうが、おつむの回転が超早く、いつも相関的に物事を考え続けている。そりゃあ誰だってモノは考えてるのですが、連綿と考えながら、ときには大ヒットな思いつきをする人たちなんですね。

じゃあなんでこんなに考えるようになったかと言えばIKKOさんの場合はホカノヒトトチガウことに始まったのかも知れません。あたし、マツコデラックスさんも実に賢いといつも感心して見ています。

スタジオパークのトークでとくに心に残ったことを。

いつのまにか「ヘタウマ」ってのが主流になって来て、そういうのでも受けたりする。IKKOさんはは20代のころにヘアーメイクを一生懸命習得して、たいへん高い技術を身につけたのですが、ヘタウマ台頭で自分の立ち位置がわからなくなった。だけどやっぱり確かな技術はちゃんとモノを言うのです。あたしは具体的にはあんまり知らなかったけどほんとに多くの顧客に信頼されてるのですね。どんだけ〜なんて言ってるだけの人じゃないのです。

とても感銘。

これはどの世界でも言えること。

とくに美術のヘタウマには近寄るべからず。

自分も業界のヘタウマにならないようにいたしましょう。


ある晴れた休日のこと。颯爽とまではいかないが、それなりにバイクを走らせておりました。スピードメーターが35ぐらいしか上がらない。いやいくらなんでも、35キロのスピードじゃないだろ。コンピューターが壊れたのかもと思ったが、

走ることは走るし、

何キロ出てるかわかんないけど、

高速じゃなくて、吉野の山道、そんなに飛ばさないだろうし、

ottoちゃんの後をついてくだけだし、

と思いながらトコトコバイクで150キロ。トンネルいっぱい通り抜けて、熊野灘が見えるところまで。さらに新宮通り過ぎ那智勝浦まで来てしまいました。

来てしまったら帰らなきゃならない。これがまたあたしにとっては大変なスパルタ強行(涙)

おっと、本日は、こんな泣きを入れる話じゃございません。

こんなに走ってもスピードメーター、上がるには上がるが、やはり50までは上がらない、の話でした。

帰って見てもらわなきゃと思ってたら、

それはもしかしたらマイル表示じゃないかとottoちゃんに言われた。

ほんまや!よく見ると単位が変わってる〜。

  
あたしたち日本人はすっかりメートル法に慣れていますが、アメリカは1875年にメートル条約を締結したのちもヤードポンド法を使用している。

1マイルは1.609344キロメートル。

そりゃ35マイルなら約56キロですやん。

しかし、このマイルも、飛行機でマイル貯めるマイルとはまたべつのマイルらしく、マイレージのマイルは海上マイルすなわち海里らしいですが…..❓❓❓

まことに度量衡、単位というのは難しい。しかしすべてのトレードの基準だからすごく大事なものですね。