八尾西武最後の日レミングを思い出す

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今日は八尾西武百貨店最後の日。

八尾に来て18年目のあたしですが、ここからはちょっと行きにくいので買い物をした思い出はないです。

しかし、

しかし、

八尾西武には開店したときイベント会場があり、舞台や映画が上演されていたのです。

それは1983年と1984年のこと。

寺山修司のレミングの舞台。

寺山修司さんが亡くなってすぐのころの

劇団天井桟敷の舞台「レミング」です。

全くわけのわからぬ公演でありました。しかし、あの真っ暗の中に仄白く浮かび上がる肉体の無駄の無さと無駄な動き。意味の無さとこめまくられた意味の深さ。あゝ全くわけがわからない、のに、わかったふりして上演会場から出るアバンギャルドを目指していた自分。しかし、出たら目の前はあの八尾西武の食堂街。わけがわかる世界に戻ってほっとする自分。

 

 

 

今日はあの西武が無くなる日。

 

 

もう一つは

デヴィッド・ボウイの映画「地球に落ちて来た男」

地球に落ちてきた女になった気分で会場から出てきた、シュールリアリストを「研究」していた自分。

ボウイさんも亡くなってしまいました。

 

今日は八尾西武最後の日です。