無呼吸と大動脈解離
テーマ:未分類今日は数年CPAPを使っていらっしゃる方のちょっとおそろしい話。
「実は急性大動脈解離になりまして。
入院していました」
おそろしい病気です。
3層構造を作っている大動脈のうち真ん中の層の膜(中膜)に、なんらかのきっかけによって血流が入り込んでしまい、層構造が別々に剥がれていく(解離してしまう)疾患。
この方のは
Stanford B型
上行大動脈に解離が及んでいない状態
手術せずに回復を待ったと言います。
「実はその前の週に出張があって、CPAP持って行かなかったんです。
自分でもそれが悪かったのかと思っています。」
とおっしゃってました。
重症の無呼吸に高血圧を合併しておられるので、
その可能性もあるかもしれません。
無呼吸の方で大動脈解離を経験したという患者さんは実はこの方だけではありません。
CPAP
サボらずにお使いください。
最近のコメント