最近のお婿さん

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本日の無呼吸さん。婚約者にイビキをなんとかしてくれないといっしょの部屋では寝られないと言われた30代前半の男性です。

最初に来られたときは、イビキに悩んでいますということしかおっしゃらなかったのですが、

検査結果を聴きに来られたときに、
ひどい無呼吸もあると伝えると、
無呼吸に驚かれると思いきや、
イビキのことにしかアタマが働かない様子。

無呼吸指数といいまして、
一時間に10秒以上の無呼吸が何回あるかを示す数字が48
重症の無呼吸さんです。

CPAP保険適用なので勧めてみましたが、
それもカッコウを気にして付けられないと言われます。

とにかく、このままではいっしょに寝てもらえないことが切実なお婿さんなのです。
この方のノドの形を診ますと、
扁桃腺が大きくもなく、
体格やせ型だし、
ノドの肉付きがたっぶりでもなく、
比較的ワイドです。
ノドちんこがやや垂れ下がっている感じがしますが、それを切ったところで、そんなに効果が出ないと判断しました。
やはりこの無呼吸では、CPAP。フィアンセを連れてきてもらっれ説明します。
最近では、お嫁入り前のお嬢さんがイビキに悩んで来られるケースは減り、新婚夫が妻にやかましいと言われて来院されることが多くなりました。
独身女性にCPAPを勧めても、以前は当然拒否だったのですが、最近はすんなり受け入れて下さることが多いのです。