チャーグ・ストラウス

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スキージャンプの団体メダル素晴らしかったですね。このニュースとともに、タイトルの病名を始めて耳にした方も多いのではないでしょうか。
チャーグ・ストラウス症候群、別名アレルギー性肉芽腫性血管炎。竹内選手はこの難病と闘いながらジャンプ競技を続けてきたことを自ら明かしたのでした。
アレルギー性鼻炎や喘息を持つ人に起きる小血管の炎症。これだけではどこが難病なのかわからないですね。末梢神経障害や関節と筋肉の痛み、脳、心臓、消化管にも炎症が及ぶというもの。
あたしはいままでに一人だけこの患者さんをみたことがあります。アレルギー性鼻炎で悩んでおられた患者さんが一年間ぐらいのうちに喘息を発症したかと思うと足も立たなくなったのです。やっと付いた病名がチャーグ・ストラウス症候群。こんな病気を抱えながら竹内選手はジャンプ競技を続けてこられたのです!しかもオリンピック!それも銅メダル!葛西さんがレジェンドなら竹内さんは何でしょう!
この病気、アレルギー性鼻炎の人に起きることが多いとされていますが、アレルギー性鼻炎の人でも滅多と見ない病気です。