青についての考察

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青 にもいろいろな青があります。

cassinaのショーウインドにディスプレイされていたプリント作品をいただいて、パネル加工して壁に掛けました。鮮やかな青の作品、という説明ではあまりにも稚拙で恥ずかしい。この青をどのように表現すればいいか、と自分の脳みそは地団駄踏んだ。

  
 ラピスラズリの青、古代エジプトのカバ、フォンタナのブルー、フェルメールの真珠の耳飾りの少女のターバンの青。

どれにも似ているようで似ていない。

見切り発車でSNSで写真をアップしましたら….

これに対して、「イヴ・クライン ブルーですね。」とさらりとコメントを下さったある御仁が。

感服!降参です。

   
イヴ・クラインは独自の青を作り出した作家。
色彩を持たない人が主人公になる文学作品が一頃売れた国にいて、この青はひどく地中海的に思えます。

青にもいろいろありました。