夏至。あるいはウツボ  カラス考

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二十四節気は夏至です。

言はずと知れた夏至は

一年で一番昼が長い日でございます。

ということは、これから日が短くなる方に向かうわけです。日が長くなってゆくのは陽に向かう気がして気持ちも明るい。だけど、こういう頂点に来ると”あとは下るだけ”みたいな感じがするのはあたしだけ?ネガティヴ思考でしょうか。

とにかく夏に至ったわけですが、あとは下るどころか、これから上がる上がるどんどん気温は上がるのです。そこんとこはポジティブでなくていいよな。暑いの苦手ざんす〜。

さあて二十四節気夏至の七十二候は…

初候は乃東枯。乃東とは夏枯草のこと。夏枯草?靫草(ウツボ草)のこと、らしい、がますますわからない。検索。漢方に利用されるらしいです。

次候は菖蒲華。これは文字通り、あやめが咲くのですね。

末候は半夏生。半夏は烏柄杓カラスビシャクのこと。半夏も漢方でよく使いますが、カラスビシャクという植物の根だそうです。それにしても、こんなものに薬効を見つけ出すなんて、すごい、としみじみ思う夏至の日なのでした。 

 

左、靫草。右、烏柄杓。画像拝借。

ウツボとカラス。どっちが効きそうですか?